3名の卒業生 『血観音』『大仏普拉斯』で金馬賞を受賞

Post Date: 2017/12/27
 第54回金馬賞では、淡江卒業生が異彩を放ち3つの賞を受賞した。マスメディア学科卒業生楊雅喆氏の作品『血観音』は最も優れた賞である最優秀作品賞、最優秀女優賞、女優配役賞および非公式の賞として観衆投票最優秀映画賞を受けた。交通経営学科(現在の運輸経営学科)卒業生林生祥氏は『大仏普拉斯』で最優秀オリジナル映画音楽賞を受賞し、中国語文学科卒業生王昭華氏は『大仏普拉斯』に協力して、エンディング曲『有無』が最優秀オリジナル映画歌曲賞に選ばれた。
 『血観音』のストーリーは、棠家の三世代の女性たちが、いかに複雑な政商関係の中で財産の争いを繰り広げ、かえって一族皆殺しの凄惨な事件を招き、三人が異なる運命を歩んだかを描いている。『血観音』は女姓に関わる陰謀、さらに「白手袋(手を汚さずに利益を得る媒介者)」、「地上げ」と「一族皆殺し事件」などの要素があり、これらは台湾の映画界では今までほとんど見られなかった題材である。楊雅喆氏は、ストーリーのインスピレーションは10年前にフィールドワークをしたときで、学生の両親が一緒に団結してエイズ感染の疑いのある学生を追放しようとしているのを見て、愛情の名のもとで大人たちが子どもたちの面前で弱者を虐待しているのを知り、「愛のないことは最も恐ろしい結果になる」という思いが心の中に浮かんだことからであると述べた。脚本執筆には約3年かかったが、多くの資料を読んで信頼できるコンサルタントを探すことによって、徐々に巨大で複雑な政商の関係を作り出すことができた。楊雅喆氏は一緒に働いているパートナーのチームに感謝し、「私たちのスタッフ全員に最高の長編映画が最終的に見せられるようになったのが最も嬉しい。彼らの栄光は自分のものよりも大きい。」と喜びを語った。
楊雅喆しは専門を活かして母校のために貢献し、以前、本校に代わって『観音はどこに』の学校紹介を撮影師、創立60周年の祝賀行事では『淡江が私たちに教えてくれたあれこれ』の映画を制作し、母校の教育と卒業生への影響を伝えてくれた。
 2017年12月1日に、マスメディア学科卒業生会は「血観音の映画を囲む活動」を開催し、360名を超える在学生と卒業生が参加し、映画の放映の後、楊雅喆氏と座談会をおこなった。マスメディア学科王慰慈副教授は12月5日午前10時にO202教室で楊雅喆氏を招いて母校での講演会を開いた。
 林生祥氏は今まで7項目の金曲賞、8回の金音賞を獲得し、初めて映画音楽で二つの賞を得た。最優秀オリジナル映画歌曲賞の『有無』は、客家人出身の彼の音楽は、長く台湾語で創作してきた王昭華氏の作詞による、もの悲しく幻想的な非現実的なゆっくりしたバラードで、モノクロ映画の憂愁を歌い上げることにより、映画と密接に連携した雰囲気を作り出している。林生祥氏は、私は本当に映画『大仏普拉斯』が好きだが、製作時間がわずか1ヶ月だったため非常にストレスが大きかった。ミュージシャンの林強氏が労を惜しまず、アドバイスしてくれたことに感謝する。また、エンディング曲を書いていた時、歌詞は王趙華氏が書いたものでなければならないと思ったが、もともと自分で歌うつもりはなかった。これは監督の鍾孟宏氏の提案で決定したもので、王趙華氏に録音室で台湾語の録音の手助けを頼み、録音室で一句一句「正音」の台湾語を記録して、完成できたと説明した。
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